物置の設置工事はプロに任せるべき?
物置の設置は自分で出来る?
「物置の設置って自分で出来るの?」「設置費用は?」という内容のお問い合わせがあります。このようなご質問に対して、DIYの腕は人それぞれなので、一概に「出来る」とも「出来ない」とも明言はできないのですが、環境生活としては、物置の設置はプロにお任せするのをお奨め致します。
実際に物置を自分で設置すると、どのような作業が大変なのか。
出来るだけ詳しくご紹介していきたいと思います。
物置の設置で大変な3つの作業
地面を水平にする
物置に限らず、建築は土台が命です。
土台をおろそかにすると組立易さや、その後の耐久年数にも影響してきます。
土台が水平に保てていない状態で組み立てると、大抵扉にズレが生じ、組立作業の最後の最後で大変な時間を取られたりします。(最悪ばらして最初からやり直すことも…。)
また、水平をおろそかに設置すると、知らず知らずに物置にダメージを与え、10年以上もつ高級物置が、たったの5年で処分する事態にもなりかねません。
アンカー工事(転倒防止工事)
アンカーとは船を繋ぎとめる碇(いかり)のことで、物置でいうアンカー工事とは地面と物置をアンカーボルトで繋ぎとめる工事を指し、これにより強風や地震の揺れに対し、物置の転倒を防ぎます。
当店では安全面への配慮から物置のアンカー工事を強く推奨します。
アンカー工事に必要な工具は?
アンカー工事には、振動ドリルやオールアンカー等の工具が必要となります。
アンカー工事について
アンカー工事は地面の状態(土 or コンクリート or アスファルト)によって対応が変わってきます。詳しくは下記のページをご参照ください。
ブロックを準備
物置の地面との設置面には必ずブロックをかませます。これは通気性を保ち、錆を防ぐために必要です。
しかし、組立工事を依頼しない場合、この「ブロック」をお客様にご準備していただく形になります。
もちろん、ホームセンターなどで簡単に購入できます。しかしコンクリートの塊なので、一つ一つが重く、複数購入するとかなりの重量になってしまいます。
大型物置になるとこのブロックが10個以上必要な場合も。このブロックをそろえる作業も、地味ながら大変な作業になります。
費用も含めて検討したい
組立込みと配送のみ
組立工事を当店にご依頼していただいた場合、費用は物置のサイズによって様々です。
組立費込みの商品ページと、工事のついていない配送のみの商品でページを分けていますので、「配送のみ」「組立込み」のアイコンに注目して、ご検討ください。
- 組立込み:商品価格に標準組立費が含まれています。
- 配送のみ:商品のお届けのみ。組立工事、転倒防止工事等は個人でご対応をお願い致します。
その他費用について
アンカー工事(転倒防止工事)は標準組立費に含まれません。また、地域によっては作業員の出張費が発生する場合があります。
詳しくは各商品ページにて、記載がありますので、ご注文前にそちらを必ずご確認ください。
物置を設置する際に「大変な作業」をご紹介しました。
もちろん、DIY経験が豊富な方は、これらの作業は比較的容易に出来る方もいらっしゃるかと思います。
そういった方にとっては、ご自身で作業していただければ工事費用が浮くので、配送のみの商品をお選びいただく方がお得かと思います。
この記事が、工事付か配送のみかでお悩みのお客様のお役に立てば幸いです!