秘境で見つけた物置のちょっといい話
時々、都会の喧騒から離れて、なぁ~んにも考えずに静かなところでぼーっとしたくなる衝動、ありますよね。
今回はそんな衝動をも抱き込んでくれそうな、北海道は宗谷本線上、広々とした牧草地帯にある小さな駅”糠南(ぬかなん)”にある小さな小さな待合室のお話です。
糠南(ぬかなん)駅って?
ある日本の最北端、稚内から1時間46分のところに位置する糠南駅。
板張りのホームと物置で作られた待合室のある、いわゆる”秘境駅”の1つ。
時々、都会の喧騒から離れて、なぁ~んにも考えずに静かなところでぼーっとしたくなる衝動、ありますよね。
今回はそんな衝動をも抱き込んでくれそうな、北海道は宗谷本線上、広々とした牧草地帯にある小さな駅”糠南(ぬかなん)”にある小さな小さな待合室のお話です。
ある日本の最北端、稚内から1時間46分のところに位置する糠南駅。
板張りのホームと物置で作られた待合室のある、いわゆる”秘境駅”の1つ。
今見るとなんだかおばあちゃんちのような、ホッとする懐かしさを醸し出していますね。
残念ながらもう現行販売はされておらず、現在ではデザインを一新し更に耐久性の高い”エルモ”
として生まれ変わっています。
修繕作業の様子修繕された物置待合室”あぜくら”
この待合室の中には時刻表や、雪かき道具のほか、カゴをひっくり返して座布団が置かれただけのワイルドなのに、どこか人の温かみを感じる椅子が設置されています。
定員は2名まで、といったところでしょうか。
座ってみたいなぁ。
現役で佇んでいる糠南駅の待合室物置には淀川製鋼所の社長様の粋なはからいと修繕を担当された方の尽力があったおかげで、今でも地域の方や糠南駅愛好者の方々の手によって大切にされています。
あえて新品を贈るのではなく、長く親しまれた”あぜくら”を修繕するという姿勢、そこに惹かれる、憧れる!”物置駅”として親しまれている糠南駅には淀川製鋼所の皆様による、素敵な秘話があったのでした。
いかがでしたでしょうか。
北の荒野に佇む物置待合室”あぜくら”のある、糠南駅にまつわるちょっといい話をご紹介させていただきました。
実はこの糠南駅、すごいんですよ、これだけではなく他にも数々の伝説を生んでおり、鉄道愛好家の猛者が-20℃の早朝にクリスマスパーティーをしよう!とチャレンジ企画を開催。
第1回目に大成功を収め、翌年からはなんと町の全面協力の元、開催されているんだとか!
あぜくらの後継機種エルモはこちら