芝生の整地や転圧作業について
物置やガレージを設置する際、事前に確認や作業が必要な場所があります。
今回は、設置場所が芝生の場合の注意点をご説明します!
設置場所が芝生の場合
芝生の上に設置してしまうと、後日たてつけが悪くなる場合があります。
そのため、物置を設置する箇所の芝生をはがし、整地して土が柔らかくなっているので押し固める転圧作業を行います。
芝はがし
スコップやシャベル、芝切りなどを使い芝に切り込みを入れます。うまく切れない場合は剪定鋏を使用するといいでしょう。切り込みから、てこの原理で芝を持ち上げると剥がれます。この作業を必要な分だけ繰り返します。根が張っている場合があるので、しっかりと取り除きます。
?がした芝を捨てる場合は可燃ごみになるので、しっかりと土や泥を落として乾燥させましょう。芝や草はごみとして回収してもらえますが、土は回収してもらえません。処分前に土落としを忘れないようにしましょう。
※ごみの回収は自治体によって異なるので、各自ご確認下さい。
整地・転圧
雑草や小石を取り除きます。三角ホーなどを使用すると腰を曲げずに草刈りできるので便利です。小石の取り除きには園芸用のふるいなどもあります。更に、熊手やレーキを使い草や小石を集め、まとめて取り除きます。
ツメタイプのレーキやクワなどで硬くなっている土を耕し、くぼみなどができてしまわないように勾配を考えつつ土を均します。均一にするためにトンボなどを使用しましょう。
芝を剥がした後の地面は、土を掘り返した状態になっています。地盤がかなり柔らかくなっているので、このままでは土が風で飛んだり、雨で流れてしまいます。ハンドダンパーや転圧機を使用し、地面を締め固めましょう。これを怠ると、物置をきちんと組立てても時間の経過によって物置が沈む場合があり、そのために歪みが生じ扉が開きにくいなどの不具合に繋がりますのでご注意ください。
DIYでもできる!けど…?
ご紹介した作業はDIYでもできそうです。
でも、設置したい物置が大きくなると、芝をはがす範囲も広がります。また、均一に整地するのが意外と難しかったり、必要な道具をそろえるのが大変だったりします。
難しいな、面倒だなと感じた場合には事前に外構業者に依頼してください。
外構(がいこう):塀や門、庭、植栽、車庫など、建物の周りのこと。エクステリア。
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