家を新築したり、リフォームする際の住宅設備や建材などの商品は
購入から施工まで一貫して施工会社(ハウスメーカー、工務店、
リフォーム会社など)が行うのが一般的ではありますが・・・。
依頼した施工会社の取扱い商品の中に好みのものがない。
好みの商品をネットで見つけ、施工会社に希望したが、
その施工会社の取扱っていないメーカーの商品だったため、
断念。結局、妥協することに。
決めた商品が、施工会社から提示された価格よりも安く
インターネットで販売されている。
施主支給とは、施主(消費者)が住宅設備や建材などの商品を直接購入し、
ハウスメーカーや工務店等の施工会社に支給して、施工を依頼する事です。
自分好みの商品を選ぶ事ができます。
商品代に施工会社のマージンが乗らない分、
商品代のコスト削減ができます。
販売店に価格交渉をして、商品をさらに
安く手に入れられる場合もあります。
ショールーム見学やインターネット、カタログ等で
商品詳細を確認する手間がかかります。
必ず安くなるというわけではないので、
慎重な検討が必要です。
商品の納期確認や工事日に合わせた納品
手配も直接自分で行わなければなりません。
各メーカーのショールームを見学し、お好みの商品を見つけたら
商品の特徴や設置場所に適したサイズ・品番を決定。
販売店を探して見積もり依頼をし、送料や納期、支払方法などを
確認します。
商品によっては、値段の相談でより安く購入できる場合もあります。
工事日に前もって納品できるように、販売店・施工会社の双方と
打ち合わせします。
到着後、商品に配送中の傷などがないか確認しましょう。
お客様手配の施工会社に施工され、設置完了となります。
ハウスメーカーや工務店では、通常商品の購入から施工まで一貫して行う場合が
多いので、施主支給に対応していない会社もあります。
そのため、ハウスメーカーや工務店に依頼する際は、はじめに「施主支給を希望して
います。」と自分で商品を用意する旨を伝えておく必要があります。