Q. タクボ物置 Mr.ストックマン完成の感想は?
(物置が完成した時、)ユーザーに認めてもらえるかどうか、
期待と不安がありました…。
(しかしながら)特許取得の連動扉は、大傑作。
自信を持って販売できるぞ!という感じを持ちました。
Q. それまでの苦労とは?
経営者の一言。
「お客様の立場になってみろ…自分たちの家族が、
この物置をこの説明書で組立出来るのか?」
そう言われて気づきました。
それまで外注で作っていた説明書を自分たちの手で作り、
それをもとに女性社員が組み立てし
、悪いところを徹底的に
修正しました。
そこで見えた部分もあり、説明書だけでなく部品の改良にも
つながったのです。
しかし、苦労もありました。
説明書を作るにあたり、慣れないソフトウェアを操作し総動員で
夜遅くまで制作しました。
その甲斐あってか個人のお客様で
「タクボの物置を組み立てました。」
なんてHPで紹介してくれたりしています。
Q. 連動扉は、どのように生み出された?
「軽く」を合言葉に始まった連動扉の開発。
とは言っても当時の一般的な連動扉は構造が複雑で故障も多く発生していました。
『常識で考えるな。オリジナルだ』と開発リーダー。
「え~、出来るのかよー。」と言いながらも始まった開発。
最初は一般的な構造から始まって、徐々にこうすればこうなるの繰り返し。
しかし、ある時ひらめいたのが現在の形なのですが、
そこからが苦悩の毎日でした。
回転する戸車、金具との兼ね合い。
数学が得意な開発メンバーがふと気づいたのです。
皆さん思い出してください。連立方程式…。
思いもつかない事でした。
就職してこんな計算式使わないだろな~って思って
いませんでしたか?
でも、私たちはこれで苦悩の日々から抜け出したのです。
その連動扉は特許も取得。
異業種からも注目を集め、問い合わせも多数あります。